ようやくWindows 側の設定も形になったのでご紹介しようと思います。
qmk対応のキーボードはキーボード自体に設定を保存できるため、どのパソコンでも同じ使用感で利用できるのが特徴です。
特に社用のパソコンはキーボード用の設定アプリなどを入れられないことも多いかと思うので、結構役立つと思います。
意識したこと
僕はただ一つで、「とにかく使用感を mac に寄せる」ことを意識しました。
以前紹介した、mac のショートカットなどを擬似的に反映したようなイメージです。
実際のキー配置
こんな感じです。
Nuphy Air 60 では一応 Layer3以降が windows 用のレイヤーになっています。
具体的に変えたところはこんな感じ。
変更したキー
- 左 ctrl キー と Windows キーの入れ替え
- CapsLock キー にレイヤー移動を兼任させる
- Layer4 は mac のショートカットキーの挙動になるべく揃える
まず、mac のコピペなどのショートカットは command キーを主に使い、Windows は ctrl キーを使います。
キーの配置も違っているので、mac の command キーがある場所に ctrl キーを移動しています。
そして、CapsLock キーは長押しした時にレイヤー移動をできるようにしています。
レイヤーを移動した先のキーの設定は以下です。
Layer4 の主な設定
- A → Homeキー
- B → 左矢印キー
- D → Deleteキー
- E → Endキー
- F → 右矢印キー
- H → BackSpaceキー
- K → マクロ設定
- N → 下矢印キー
- P → 上矢印キー
このレイヤーに入っているときは、mac の ctrlショートカットでできるカーソル移動等が擬似的に実現できるようにしています。
Kキーに設定しているマクロは「{KC_LSFT,KC_HOME,KC_BSPC}」で、具体的には自分の今いる行のカーソルから左を全て消すようなものです。
どういうことかというと、
KC_LSFT でシフト長押し → KC_HOME で行の先頭まで行く(これで行の先頭までの文字が選択されている状態) → 仕上げに KC_BSPC で文字を削除する
というような感じです。
mac のショートカットで ctrl + A (行の先頭に行く) → ctrl + K (今いる場所から右の文字を消す) という組み合わせで行の削除を多用していたので、それに似せたものを無理やり作りました。
まとめ
言葉で説明しているのでかなりわかりづらいかもしれませんがご容赦ください笑
僕は使い慣れているMac の操作に寄せるという形で設定をしていますが、他にもコピペをしやすくしたり、数字を打ちやすくしたりなど、自分好みの効率化の方法がたくさんあると思います。
どなたかのお役に立てていれば幸いです。
今回は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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